歴史上の著名人の辞世の句を閲覧、検索できるWebサイトを公開しました

概要

タイトルの通り、歴史上の著名人の辞世の句を閲覧、検索できるWebサイトを公開しました。

そもそも辞世の句とは何か

死を前にしてこの世に書き残された詩的な短文のこと。和歌、俳句、漢詩など音韻を重視したものであることが多い。東アジア固有の風俗とされ、特に中世以降の日本において多く作られた。
広義には、死を意識せずに書いた生涯最後の短型詩なども辞世の句とされることもある。

設計

情報構成

制作開始当初は、「人物名 + 辞世の句」のみの簡素すぎる構成でした。
しかしそれでは、その人物がどの様な人生を経て、最期にその句を残したのかなど、余りにも情報が少なすぎるため、「人物情報」を追加しました。

また人物情報の追加に合わせて、その人物が生きた「年代」及び「職業」を追加しました。
生きた時代や生業とした職で人物毎の価値観が大きく異なる事がよく分かるのもこの様なサイトの醍醐味だと感じます。

更新に関して

辞世の句という特性上、中世以降~近代にかけての人物が多いため、没年月日をはじめとした情報が詳しくは不明なものや、諸説あり見解が別れている情報も多く、情報の掲載基準等は凄く悩みました。
(これに関しては、現在進行系)

デザイン

Neumorphism (ニューモーフィズム) で一度何かを作ってみたかったという不純な動機で採用。

普段の仕事では中々提案もしないようなデザイン手法でしたが、これ実装も色々と難しいですね。
恐らく今後も仕事で採用することはなさそうなデザインです。

そもそもNeumorphism (ニューモーフィズム)とは、

ニューモーフィズムは、昔流行った「スキューモーフィズム」にフラットやマテリアルデザイン要素が加わり、シンプルに洗練させた進化版デザインの立ち位置です。「ニューモーフィズム」の言葉の由来も、New(新しい)とSkeumorphism(スキューモーフィズム) を組み合わせた造語とされています。

「ニュー」 + 「スキューモーフィズム」 = ニューモーフィズム

https://www.m-hand.co.jp/blog/design/10319/

2024年12月9日追記:

各辞世の句に “AIによる解説” を追加しました

やっぱり解説は欲しいけど、そんなの簡単に書けるわけ無いよ~ 助けてよ~ドラえもん!

みたいな事を考えていた間に、巷のAIの性能がぐんぐん上がっていったため、試しに解説をお願いしてみたところ、いい感じにやってくれました。ありがとうドラえもん!